諦めたらそこで試合終了です。
しかし40代フリーターはどうなのでしょうか。
この記事では40代フリーターの戦略についてお伝えします。
40代フリーターの就職率は最も低い!残された数少ないチャンスを活かそう!
30代フリーターの就職率は20代フリーターと比べると一気に下がります。
30代になると需要が下がり就職に関する適切なサポートを受けられなくしまうからです。
実際フリーター就職サイトは20代限定のサービスとなっています。
では40代になってしまったフリーターは一体どうなってしまうのでしょうか。
40代フリーターの就職事情についてお伝えします。
ここで就職できなければ、フリーターとしての最悪な将来を迎えることとなるでしょう。
なお40代後半のフリーターに関するデータは皆無なので40-44歳までを対象といたします。
もっとも43歳フリーターも47歳フリーターもイメージはあまり変わらないでしょう。
40代フリーターの就職率
40代フリーターの就職率は以下の通りです。
男性は20.6%,女性は7.8%。
予想通り10代をのぞいて、もっとも就職率が低いです。
とはいえ30代とたったの3%しか変わらないのも事実。
女性に関してはたったの0.5%の差です。
諦めるにはまだ早いでしょう。
40代フリーターの転職希望率
40代フリーターの就職率が下降する原因としてあげられるのが、そもそも希望していない人が多いからです。
いわば諦めてしまっている人が多いのでしょう。
こちらのデータで女性の就職率の低さも説明できます。
つまり就職というのは希望を持たないことには始まらないということです。
40代フリーターの就職率が低いのはまさに、諦めてしまっているから他なりません。
事実、転職を希望している3割の40代男性フリーターのうち2割の方が就職を決めているわけですから。
40代だって希望さえ持てばなんとかなります。
下手な鉄砲数撃ちゃあたる戦略を採用しましょう。
40代フリーターの就職戦略
戦略はたった一つです。
紹介予定派遣という働き方を選択しましょう。
紹介予定派遣なら、最長半年で社員になることができます。
ただし一つ気をつけないといけないのが、社員とはいえど契約社員の可能性もあるということ。
最終的な就業形態に関しては派遣会社にきちんと確認するようにしましょう。
なおフリーターにおすすめの派遣サイトはいくつかあります。
自分の希望に沿った派遣会社に登録することをおすすめします。
ちなみに派遣会社に登録する際には、多くの場合説明会に参加しなければなりません。
説明会に参加するのは確かに面倒ですが、ここは我慢の時です。
40代フリーターは残された数少ないチャンスでもありますから、希望を捨てずに最後まで諦めずに活動を続けましょう。
40代フリーターに就職がおすすめの理由は結婚しやすくなるから
フリーターの結婚は難しいです。
だからこそ、就職しましょう。
就職すると結婚しやすくなります。
40代フリーターで貧困ともなると、将来生活保護も視野に入ってくるでしょう。
高齢の生活保護受給者の9割が独身だと言います。
そういう意味でも独身フリーターの将来はかなり不安なのです。
さらにフリーターということで将来もらえる年金もかなり少ないでしょう。
まさに孤独死まっしぐらです。
孤独死を防ぐにはやはり結婚しかありません。
40代フリーターだからこそ就職して結婚しましょう。
女性も正社員経験者の方がフリーター経験者よりも結婚率が高いことが調査にてわかっています。
<参照:女性の職業経歴と結婚年齢との関係>
40代男性は結婚できるのか
それでも40代フリーターの結婚は可能なのかという疑問が生まれてきます。
参考までに平成22年と27年の国税調査から40代男性の結婚率を割り出してみましょう。
以下の表はそれぞれの年代の未婚率を表します。
このグラフにて平成22年の時点で未婚だった40-44歳の方々は5年後平成27年にどうなっているのかがわかります。
男性に注目すると、5年かけて3.4%しか未婚率が減っていません。
未婚者28.6%のうち結婚したのは3.4%ということで、結婚率は約11.9%です。
しかもこれはあくまでも40代男性全体で正社員の方も含めています。
40代フリーターの男性がもっと苦戦するのは言うまでもありません。
40代女性の結婚率
参考までに40代女性全体の未婚率を見てみましょう。
平成22年の国勢調査によると40-44歳の未婚率は17.4%です。
そして5年後、平成27年の国税調査における45-49歳の未婚率は15.3%でした。
5年かけても未婚率はたったの2.1%しか減少していません。
これを結婚率に変換してみましょう。
未婚者17.4%のうち結婚したのは2.1%の未婚者の方だけですから、すなわち12%の確率で40代独身女性は結婚できることになります。
174人中21人が結婚する計算です。
40代全体でこの確率ですからフリーターともなるとさらに結婚率は低くなってしまうでしょう。
女性フリーターはそもそも結婚意欲が低いですし、パートナーのいる確率も低いことが統計にてわかっています。
そういう意味でも女性もまずは環境を変えることをおすすめします。
まとめ
- 40代フリーター男におすすめは就職
- 40代フリーター男は就職希望さえ持てばおよそ約65%の確率で就職できる
- 就職すれば結婚しやすくなる
- 高齢の生活保護受給者の9割が独身
40代フリーターということで自分の思うようにいかないことも多いでしょう。
しかし40代フリーターも諦めないことが大切です。
就職希望さえ持てば、およそ約65%の確率で就職できます。
自分を必要としてくれるところは必ずあります。