今となっては当たり前のように使われている「フリーター」という言葉。
突然ですが、皆さんはその定義を答えられますか。
フリーターの定義
厚生労働省のデータによると定義は以下のようになります。
「フリーター」とは 「15~34歳の男性又は未婚の女性(学生を除く)で、パート・アルバイトして働く者又はこれを希望する者」のことをいいます。
<参照:若者雇用関連データ|厚生労働省>
女性だけ未婚が強調されているのがちょっと気にかかりますが、若年〜中年層までのアルバイトはフリーターということになります。
35歳を超えたらフリーターではないなんて知りませんでした。
もっとも今のところ明確な定義はないでしょうから「中年フリーター」なんて言葉はよく耳にしますよね。
ですからもしかしたら今後は何歳だろうと、フリーターと定義される日が来るかもしません。
3種類のフリーター
さらにフリーターには3種類もの型があります。
フリーターを決して一括りにはできないということですね。
その特徴をちょっと見ていきましょう。
モラトリアム型
まず職業が見つかるまでフリーターでいる「モラトリアム型」というものがあります。
一つ言わせてもらうと、この型は単なる怠慢です。
さっさと就職活動を行い、フリーターを卒業しましょう。
歳はあっという間に取ります。
気がついたら、手遅れだったなんてことにならないように...
いつまでもモラトリアムでいるわけにはいきません。
やむを得ず型
正規雇用を志向しながらそれが得られない「やむを得ず型」
おそらく就職できない大変な事情があるのでしょう。
しかし社会は残酷です。
なぜなら事情は言い訳にならないから。
どんな事情があるにせよ、結果がすべての実社会。
正規雇用を目指すなら目指すだけではいけません。
確実に結果を出し、正規雇用を獲得しましょう。
目指すことなら誰でもできます。
正規雇用を獲得するのに何が必要か考える必要があるでしょう。
夢追求型
最後が明確な目標を持った上で生活の糧を得るための「夢追求型」
確かに明確な目標を持つことは素晴らしいことです。
しかし、それは本当に会社員でもできないことなのでしょうか。
よく夢のためにアルバイトをいくつも掛け持ちしているなんて人を見かけますが、そこまでするなら会社員で活動している方がいいのではないでしょうか。
また日本には厚切りジェイソンという芸人の例もあります。
彼はアメリカ出身のIT企業役員でありながらR-1グランプリ常連という異例の経歴を持つ人物です。
「正社員なんかやっていたら夢が叶わない」
そんなことを誰が決めたのでしょうか。
また他の人と同じ成功ルートを辿ったところで夢が叶う保証なんて何もないのです。
私もそうでしたが、夢があるから定職につかないというのは本当は建前で、実際は社会に出たくないだけでしょう。
週末起業で成功した経営者なんて山ほどいます。
今の雇用形態が本当に自分にとってベストか今一度考えなおしてみてください。