大卒フリーター伝記

[大卒フリーター伝記]第9話「金の切れ目が縁の切れ目!いざフリーターへ」

更新日:

前回までの大卒フリーター伝記。

商売が簡単にうまくいくわけなく友人との関係にもだんだんとヒビが入っていくのでした。

しかも唯一無二の親友です。

さて、いよいよお待ちかね。

大卒フリーターが間もなくこの世にまた一人と生まれようとしています。

<参照:[大卒フリーター伝記]第8話「商売は難しいよ」

[大卒フリーター伝記]第8話「金の切れ目が縁の切れ目!いざフリーターへ」

「俺、起業辞めるわ」

ビジネスがうまくいかない中、ますます私は口うるさくなります。

口うるさいのは今も昔も変わりませんが、やはり相方としては耐えられなくなっていったのでしょう。

なんせ全くうまくいってなかったのですから。

そこで彼は唐突に言い出します。

「俺、起業辞めようと思う...」

と。

もちろん彼を止める理由なんて何一つありません。

やるかやらないかは自分自身で決めればいいことなのだから。

しかし、義理と人情の世界ではありませんが、簡単に辞められるのは何だか癪です。

そこで私は彼にふっかけるのです。

「辞めてもいいけど、条件がある」

「今ある資材をうちまで運ぶことと、焙煎機代はチャラにしろ」と。

ここだけの話、かなりふっかけています。

別にお金を返したくなかったわけではありません。

あくまでもビジネスだからこちらにも利を求めたかったのです。

もっとも、相手は親友に近い友人ですから当然怒ります。

相手はこれまでに見たこともないくらい怒ります。

しかし、私はいたって普通でした。

だって相手にふっかけているだけなのですから。

もちろん友人にやることではないのですか。

あとはご想像の通り「金の切れ目は縁の切れ目」です。

それでも繰り返しますが、私はただふっかけていただけ。

ですから譲歩して100%ではないものの確か50%ほど返済に至りました。

こうして最初は2人から誘われて始めた起業もどきですが、この時すでにひとりぼっち。

お金もありません。

そしてようやくアルバイトをする決意に至りました。

大学時代と同じアルバイト 

幸いなことに、売るコーヒー豆だけはありました。

焙煎機も安くGETできましたし。

しかし迫り来るローンがありますから当然生活費という意味でも幾分稼ぐ必要はありました。

そこで思いついたのがいかに楽して高い時給で働けるかということ。

楽という意味では大学時代のアルバイトはチェーン店でしたから、同じ会社で働けば問題ありません。

次に時給ですが、物価が高いところであれば同じチェーンでも忙しさ関係なく給料は高いです。

そこで私は港区という場所を選んでアルバイトの面接に行ったのですが...

結論を言うと、なぜか大学時代にアルバイトしていた地元で再び働くことになってしまうのです。

東京とはいえど、貧困区なので給料は全く高くありません。

何しろ、自分のプライドが許せませんでした。

一度卒業した店舗に出戻りという形で戻るわけですから。

後輩だってうじゃうじゃいます。

そこに社会の荒波に飲まれ、負け、挫折した一人の男が大卒フリーターとして戻ってくるのです。

惨め

この言葉以外に似合う単語はないでしょう。

次回

[大卒フリーター伝記]第10話「フリーター、車売る」

「大卒フリーター伝記」のダイジェスト版は以下をご覧ください。

<参照:[大卒フリーター伝記] まとめ総集編「クズだからこそ」

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